約 1,299,512 件
https://w.atwiki.jp/kumedisiketai/pages/1959.html
N ADH不適合分泌症候群〈SIADH〉 102I21 ADH不適合分泌症候群〈SIADH〉について正しいのはどれか。 a 浮腫を認める。 b 尿量は減少する。 c 尿浸透圧は血漿浸透圧よりも高い。 d 血清尿素窒素は高値である。 e 血漿アルドステロン濃度は高値である。 × a × b ○ c × d × e 正解 c 100A40 70歳の男性。全身倦怠感と食思不振とを主訴に来院した。6か月前から肺癌のため抗癌化学療法を受けている。意識は清明。身体所見に異常はない。尿所見:浸透圧 600mOsm/l(基準 50~1300),蛋白(-),糖(-)。血清生化学所見:尿素窒素 10mg/dl,クレアチニン 0.6mg/dl,尿酸 1.1mg/dl,Na 120mEq/l,K 4.0mEq/l,Cl 87mEq/l,浸透圧 249mOsm/l(基準 275~288)。 この患者で行うのはどれか。 a 水制限 b 食塩負荷 c 生理食塩水の投与 d 5%ブドウ糖液の投与 e サイアザイド系利尿薬の投与 ○ a × b × c × d × e 正解 a 診断 ADH不適合分泌症候群(SIADH) 100F51 68歳の男性。3か月前からの咳嗽を主訴に来院した。最近,喀痰に鮮血が混じることがある。喫煙40本/日を45年間。身長 160cm,体重 52kg。脈拍 80/分,整。血圧 128/72mmHg。血液所見:赤血球 350万,Hb 11.0g/dl,Ht 33%,血小板 32万。血清生化学所見:総蛋白 6.2g/dl,アルブミン 3.8g/dl,尿素窒素 16mg/dl,クレアチニン 0.9mg/dl,Na 124mEq/l,K 4.0mEq/l,Cl 88mEq/l,Ca 8.4mg/dl,TSH 0.6μU/ml(基準 0.2~4.0),コルチゾール 8.7μg/dl(基準 5.2~12.6)。胸部エックス線写真で右上肺野に腫瘤陰影を認める。 この患者で高値が予想されるのはどれか。 a 尿酸 b 尿浸透圧 c 血清浸透圧 d 血漿レニン活性 e アルドステロン × a ○ b × c × d × e 正解 b 診断 ADH不適合分泌症候群(SIADH) 99E58 SIADHで高値となるのはどれか。 a 血清尿酸 b 血清尿素窒素 c 血清ナトリウム d 血漿レニン活性 e 尿浸透圧 × a × b × c × d ○ e 正解 e
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このところ頻尿気味でちょっと困っています。 午前中は問題ないのですが、なぜか午後になると頻尿気味になってしまい、トイレに行ったばかりなのにまたトイレ…という状態になっています。 年齢によって頻尿が起こりやすくなると言いますが、どうもお腹が張った感じもするし、年齢の問題ではないような気がします。 女性の場合、子宮や卵巣が腫れたりして頻尿が起こることもあるみたいですね。 とりあえずこの後病院に行く予定ですが、大きな病気などでないことを祈ります。 すっぽん小町 楽天 エピレ 三宮 エピレ 名古屋 銀座カラー 千葉
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平成15年7月に施行された「安全な血液製剤の安定供給の確保等に関する法律」の基本理念に血液製剤の国内自給があげられており、国は平成20年を目途に国内自給を目指すこととされています。 輸血用血液製剤は、昭和49年から献血により100%国内自給を達成していますが、血漿分画製剤は、国内献血の原料血漿から製造されたアルブミン製剤で55%、免疫グロブリン製剤で88%とまだまだ輸入に頼っているところです。日本赤十字社では、原料となる献血による血漿の確保だけでなく以前よりアルブミン製剤や凝固第Ⅷ因子製剤の製造を行って参りましたが、この度、日本赤十字社でも免疫グロブリン製の製造技術を導入し、国内自給100%達成を目指し製造・供給を開始しました。 免疫グロブリン(=抗体)とは、血液の血漿に含まれるたんぱく質で、アルブミンの次に多い成分で、体内に侵入してきた病原体等から私たちを守ってくれます。また、いろいろな呼ばれ方をしていますが、免疫グロブリン=ガンマグロブリン=IgG、この3つは同じものを指しています。 この免疫グロブリンを集めた製剤が、「日赤ポリグロビンN注5%」です。 この「日赤ポリグロビンN注5%」の名前の由来は、日赤(=日本赤十字社)ポリ(=多い)グロビン(globin=グロブリン)N(=native:自然のままに)注(=注射剤)5%(成分の含まれる濃度)を表しています。 この製剤は、免疫グロブリンが常に不足している患者さんへの補充や、病気によって抗体が弱っている患者さんに使用します。また、抗生物質などがなかなか効かない場合やその他特発性血小板減少性紫斑病、川崎病にも使用されます。 (Y・T)
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卒試問題集・内科/プレ内科のページです。 2009/10/30以降の更新用です。 ログインして ここをクリックし、訂正記事を書き込んでください。 ページ数、問題番号、出典を明記くださるようお願いします。 内科 2009年度 問題129 (#vote(a[1],b[1],c[8],d[1],e[1]) プレ内科 2009年度 問題1 【解答】d,e→e インスリン負荷試験で増加するのは、GHとACTH。 参考文献:医学書院 内科診断学 第2版p.172 表Ⅱ-54 問題11 解答変更ではありません 来年から糖尿病診断基準にA1CとHbA1cが入るらしいので、来年度校正時の参考にして下さい 11月1日、新しい糖尿病診断基準案の詳細が明らかに 血糖値の基準を堅持しつつ、HbA1cでの判断もより上位へ http //medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t065/200911/512982.html 問題18 【解答】d→c,d 不適切問題の可能性あり 【解説】病気が見える→2次性高脂血症の疾患一覧に記載あり yn2009 D-8→T.Chol上昇の記載あり 朝倉内科学→検査成績の欄に高コレステロール血症の記載あり 【出典】病気が見えるvol.3 p.77、yn2009 D-8、朝倉内科学第8版p.77 ご意見あれば、お願いします。 STEP3 p.120にも記載あります。c,dでよいと思います。 問題24 aは多分○ ネット検索の結果北里大学病院呼吸器外科のページに以下の記載あり。 →1999年、WHOが新しい肺癌組織分類を提示しました。その一つの特徴は、肺大細胞神経内分泌癌というカテゴリ-が存在することを明らかにしたことでした。肺大細胞神経内分泌癌は小細胞癌と同様、high grade neuroendocrine tumorとして分類されるべき、予後不良なカテゴリーです。肺大細胞神経内分泌癌は近年になって新しく発生したものではなく、従来よりその存在は指摘されてきましたが、正式な分類がないため、主に大細胞癌、小細胞癌、低分化腺癌、低分化扁平上皮癌などに分類されてきました。今回、WHOの分類において明文化されるとともにその研究は活発となり、世界各国で進められています。 当科でも、肺大細胞神経内分泌癌を中心とした研究を積極的に進めています。病理学教室と協力しながら日本では早くから論文として報告し、その臨床病理学的特徴を明らかにしてきました。平成20年4月から赴任した伊豫田は前任地の千葉大学において肺大細胞神経内分泌癌研究に取り組み、肺大細胞神経内分泌癌に対する術後補助化学療法の有用性を示唆する論文を世界で初めて発表し、世界的な英文論文の誌上でも引用され、高い評価を受けています。今後、多施設共同研究による評価が期待されるところです。今後、また新しいエビデンスを世界に発信できるように病理や分子生物学の先生方と協力しながら研究を継続していきます。 長い文章をのっけましたが以上お知らせでした。yma 問題32 【解答】a→d? aの多尿ですが、朝倉内科のP408に乏尿と夜間多尿が見られるとあります。2006年38の訂正でも夜間多尿はありとなってますし。 この選択肢の中ではdが一番遠いような気がするのですが、どうでしょうか? yn2009I-8に、Cheyne-Stokes呼吸の原因疾患に、重症心不全がありますので、非常に悩ましい。 aのままでよいと思います。 a:C-19、STEP5 p.82に乏尿 d:I-8、STEP4 p.224に記載あります。 問題47 【解答】b→e?(消去法) 【解説】慢性腎不全の増悪因子について以下の記載を確認しました。一部転載します。 出典①:進行要因の重要なものは、高血圧、特に残存糸球体高血圧症、尿細管・間質への負荷となる蛋白尿、血管や腎実質細胞の増殖、基質増生を促進する高脂血症、腎性貧血、カルシウム・リン代謝異常などである。 出典②の中の「増悪因子とその対策」の中で高血圧などとともに貧血という項目があり、以下のような記載があります。 貧血の高度な腎不全患者の腎機能低下速度は貧血の軽度な群より急であり、貧血改善により進行速度が緩徐になることから、貧血自体が腎機能に悪影響を及ぼしていると想定される。その機序として尿細管は低酸素血症により細胞外マトリックスが増生することから、腎不全が増悪すると考えられている。 表.慢性腎不全の増悪因子 出典③:中等量の飲酒(エタノール20-40g/日)はCKDのリスクとはならず、むしろ進行を抑制し、CVDの発症も抑制する。一方、大量飲酒(エタノール60g/日以上)はCKDのリスクとなり、CVDの発症も増加させるため、避けるべきである。(グレードB、レベル4) 【出典】①今日の治療指針2009年版(第9章腎疾患;慢性腎不全(保存期)) ②Medical Practice vol.23 No.3 2006 p.436,437 腎不全の増悪因子とその対策 ③エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2009©日本腎臓学会教育用スライド(ppt)7枚目 「今日の診療」の、少なくとも「慢性腎不全」の項目では「b.貧血が直接の増悪因子にはならない」という記載は現在のところ発見できていません。 また、アルコールが慢性腎不全の増悪因子でないという明確な記述を成書で見つけられていませんので、微妙なところではあります。ご意見心待ちにしています。 問題053 【解説】 選択肢bの解説にH.pyloriがGERDを発症・増悪させると示唆されている、とかいてありますが、以下の文献には異なる内容が示されています。調べていたら見つけたので記載しておきます。基本的には胃潰瘍についてのガイドラインですが、ピロリ除菌の副作用でGERDが起こるかどうかは明らかではないそうです。 細かいことですが、もし国家試験に『ピロリ除菌の副作用でGERDが増悪する』なんて選択肢がでたら、と思い記載しておきます。Y.Nと見比べてみてください。ご意見あれば是非よろしくお願いします。 5.再発防止,除菌治療と逆流性食道炎,胃食道逆流症(GERD) H.pylori除菌治療は再発抑制に効果がある(グレードA,レベルⅠ)ので,勧められる.胃潰瘍除菌治療後に逆流性食道炎またはGERD症状が現れるか,また増悪するかどうかは明らかではないので,除菌治療を妨げない(グレードC1,レベルなし). 出典:10.EBMに基づく胃潰瘍診療ガイドライン(第2版) (今日の診療からとべます) U御堂 ↑ S山教授も委員として参加されている日本ヘリコバクター学会作成委員会による「H.pylori感染の診断と治療のガイドライン2009改定版」があります。 p.117の冒頭には、おっしゃる通りの記載があります。 以下、関係項目を要約・転載します。 H.pyloriの除菌によって逆流性食道炎が増加するという懸念が、少なくとも欧米では払拭された。 除菌後酸分泌が増加し、逆流性食道炎の発症の増加や低用量PPIによる維持療法の失敗率が増加することが報告されている日本や中国に配慮し、上記の声明をMaastrichtⅢコンセンサスでは「Western countries」に限定している。 いろいろ報告はあるけど、いずれにせよ除菌成功後の逆流性食道炎の頻度は我が国においても除菌前よりもある程度高くなるものの、H.pylori非感染者とほぼ同率になるだけであり、除菌後の長期間観察例でも軽症例が大多数であり、重症化することはほとんどないと考えられる。 America College of Gastroenterologyのガイドラインでは、逆流性食道炎に対する除菌治療の効果(増悪、改善)に対しては議論があるので、H.pylori除菌の明確な診断、治療適応としてはいないと記載している。 p.126 除菌成功後の問題点: わが国で除菌後に逆流性食道炎が新たに発生、または増悪する症例が、観察期間の違いはあるが3-19%存在したと報告されている。まれに重症例もあり十分なインフォームドコンセントが必要であるが、現在のコンセンサスとしては、除菌治療後に一時的に逆流性食道炎またはGERD症状が出現または増悪することがあるが除菌治療の妨げにならない。 とあるので、一部相反する報告もありますが、少なくとも日本においては、下線部のように理解するのが妥当ではないでしょうか。 ガイドライン全文はリンクから参照できます。 問題55 【解答】e→d 表在癌は粘膜下層まででリンパ節転移の有無は問わない。表在癌でもリンパ節転移(+)なら進行癌。早期癌は粘膜内にとどまりリンパ節転移(-)のもの。 yma 上で書かれている内容は、標準外科学第11版p.535にも書かれており、「転移がない粘膜癌を早期食道癌と定義する」とあります。 しかし、病気がみえるvol.1 p.31によると、表在癌でも早期癌でもリンパ節転移の有無は問わないと書かれています。yn2009 A-22でもそのように解釈できます。 この記述の違いについて検討した結果、標準外科学は「食道癌取り扱い規約第9版」に基づく記載で、病気が見えるとイヤーノートは2007年改定の「食道癌取り扱い規約第10版」による記述であるようです。 改定前までは、「原発巣の壁深達度が粘膜内にとどまりリンパ節転移を認めない食道癌を早期食道癌と呼ぶ」としていたようです(http //jspk.umin.jp/reg-meetings/2007reg-meet/37th-contents/ishiguro.pdf)。 最新版(2007年改定版)の「食道癌診断・治療ガイドライン」でも、病気が見えるやイヤーノートと同様の定義をしています。 以上より、dは誤り、eも誤りとなり、不適切問題となる気がしますが、みなさんのご意見を頂戴したく思います。 問題113 設問2 【解答】a,b→a,c 【解説】 I上教授に質問してきました。 a.○:硝酸薬には冠動脈拡張作用あり。 b.×:湿性ラ音(+)、Ⅲ音(+)より左心不全をきたしている。 β-blockerは心不全を増悪させるため不適。 c.○: d.×:ACC/AHA,日本循環器学会のガイドラインでは、治療までに24時間以 上経過した症例に対しての血栓溶解療法はclassⅢと分類されている。 本症例は2日前に発症しているため、血栓溶解療法の適応はない。 e.×:循環不全はきたしておらず、カテコラミンは必要ない。 とのこと。 心不全にβ-blockerはダメだよ、とのことです。 N曽根 卒試原本と、5M作成解説冊子の相違点(クリックで表示) +... 助詞レベルの相違は割愛してあります。気付いた箇所だけですが。 来年度校正時に利用していただれば幸いです。 (5M作成冊子の表現)→(卒試試験問題原本の表現) 問題122 設問1. d.症状軽微なため、経過観察→症状軽微のため、3か月後のCT検査 e.気管支内視鏡→気管支鏡 設問2 b. 一般的に根治的手術は難しい→一般的に根治的治療は難しい。 内科 2008年度 p178 問題27 解答はdのままで解説を訂正します。 解説: c.びまん性汎細気管支炎の画像検査所見としては、 胸部CT⇒両肺野小葉中心性粒状病変を認める。 胸部X線⇒下肺優位に両肺野びまん性散在性粒状影がみられ、しばしば過膨張所見をともなう。また、進行すると気管支拡張所見あり。 d.病変の主座は、終末細気管支ではなく呼吸細気管支領域の慢性炎症である。 申し訳ありませんでした。ご指摘頂きありがとうございました。(文責者) p.181 問題38 a.「緩徐進行1型糖尿病(SPIDDM)は膵島関連自己抗体(GAD抗体、ICA、IA-2抗体およびインスリン自己抗体など)が検出されなければ、2型糖尿病(とくに非肥満)と類似した病態を示す1型糖尿病のサブタイプである。」 という記載を見つけました。 出典:月刊糖尿病2009/11 Vol.1 No.6 p.50,51 http //www.igaku.co.jp/pdf/tonyo0911-3.pdf e. 多腺性自己免疫症候群Ⅲ型として、1型糖尿病と自己免疫性甲状腺疾患を合併することは知られているようです。SPIDDMに自己免疫性甲状腺疾患を合併するという明確な記載は見つけられていませんが、「SPIDDM は、急性発症1型糖尿病に比べて抗GAD 抗体価が高値で推移することや、その抗GAD抗体が急性発症IDDM で認められる抗体とは異なるエピトープを認識していることが報告されるなど、急性発症IDDM よりも自己免疫的な要素が強いことが示されつつある。」とありますので、合併してもおかしくはなさそうです。 http //www.tokushima-med.jrc.or.jp/hospital/medical/2007pdf/016.pdf 上記の論文を書かれた先生の初期(1999年)の論文に、 「本邦での報告例のみからみると、他の自己免疫疾患を合併するSPIDDMが多く、中でもリウマチ様関節炎、自己免疫性甲状腺疾患、悪性貧血合併例が目につく。」と記載があります。 また、症例報告でもBasedow病の合併が多くみられるように思います。 p.187 問題060 abe→aeと考えます。 b.×:RCMの病態生理学的特徴は、 左室のコンプライアンス低下による左室拡張期圧上昇、 およびそれによる左房・右心系圧の上昇であり, 重症例では左心不全症状や心房細動等を認める。【千葉大学医学部付属病院循環器内科】 とありました。臨床所見として「RCMの徴候は心不全・動悸・胸痛・塞栓症が挙げられ、心不全症状では、一般には左房圧上昇による呼吸困難が先行する」そうです。(体うっ血をきたして右房圧上昇というのも見られましたが…。) 今日の診療で<拘束型心筋症診断の手引き>が見られます。 e.○:慢性閉塞性肺疾患の合併症に肺高血圧(ynI-72より、COPDが進展すると、肺血管床の減少および低酸素性肺血管攣縮により肺高血圧→肺性心→右心不全を呈する)とあるので、COPDは右室圧負荷をきたすと思います。 曖昧なのですが、2つ選べとのことなので、aeでいいと思います。ご意見お待ちしております。(文責者) P.188 【問題061】a→e a×:奇異性塞栓とは、静脈血栓が塞栓源となり、右左シャント(卵円孔開存、心室中隔欠損、肺動静脈瘻など)を介して脳梗塞を起こすものです。僧帽弁逸脱症は左心系の疾患なので×です。 e○:「僧帽弁形成術の最もよい適応は限局する僧帽弁逸脱であり、特に後尖や交連部の腱索断裂では安定した成績が得られている。」とありました。また僧帽弁閉鎖不全症は腱索断裂や逸脱による逆流が多くを占めるので○です。 ※内科にも載せてありますがいちおうここにも…。 p.190 問題068(11/2) 文責者です。解説一行目。 「収縮期血圧で20mm Hg以上、拡張期血圧で10mm Hg以上の低下」に訂正して下さい。 収縮期血圧と、拡張期血圧が逆になっていました。 ご指摘いただき、有難うございました。 p.191 問題72 解答b → d と考えます。 b:標準循環器病学p81に「生理的条件では肺動脈拡張期圧と肺動脈楔入圧と等しい。」という一文がありました。 また、「ハーバード大学テキスト心臓病の病態生理」p62に、「肺動脈拡張期圧と左房圧は、介在する肺血管床の血管抵抗が低いため等しいのが正常である。」とあります。肺動脈拡張期圧=肺動脈楔入圧=左房圧=左室拡張期圧と考えられます。 d:小澤利男「脈圧測定の臨床」という論文によると、「全末梢血管抵抗=(動脈壁硬化度×平均血圧)/(心拍数×脈圧)」で求められるようです。問題文には、心拍数の記述がありません。 よろしくお願いします。 p204 問題115 非代償性とは書かれてませんが、肝硬変の夜食療法について大塚製薬のHPがありましたので参考にして下さい http //www.otsuka.co.jp/disease/kanzou/page6.html p.205 問題118 【解答】?→b 【解説】 転移性肝癌のX線CT所見に「多発性低濃度腫瘤。壊死部に相当する。さらに濃度の低い部分、ときに石灰化(特に大腸癌)。」とありました。 aとeについては未検討です。 【出典】標準放射線医学第6版p.521 p.206 問題124 c問題文:t(16)→inv(16)では? p.239 問198 設問2 下記出典中に、「頚動脈洞過敏症候群(Hypersensitive carotid sinus reflex)は、冠動脈疾患を合併することが非常に多い」とありました。高血圧との関連はまだ確認できていませんが、冠動脈疾患に、高血圧を伴う蓋然性は高いと考えます。したがって、解答としては、cとeを解答にするのが好ましいような気がします。 【出典】Braunwald s Heart Disease Review and Assessment, 7th Edition p.808 文責者の方、皆様ご意見ありましたらよろしくお願いします。 朝倉内科第8版の失神(2128ページ)に 「頚動脈洞には舌咽神経の受容器があり、牽引などの刺激により延髄弧束核を介した反射性徐脈を生ずる。特に頸動脈分岐部の動脈硬化が著しい場合や、高安病動脈炎がこの近傍に及んでいるとき、頚動脈洞が過敏になることがある。この様な場合、頚部の進展、回転などの刺激によって、著明な徐脈と血圧低下をきたし失神する」 という記述がありました。 動脈硬化の原因として高血圧はあるので、eの可能性も十分あるのでは? p.245 問題205 (A)の画像所見は、文責者の方が書かれている通り、陶器様胆嚢でよいのではないかと考えます。 「陶器様胆嚢は、慢性炎症のある胆嚢壁内にカルシウム塩が析出し、腹部単純X線写真で確認することができる。こうした所見は高い確率で胆嚢癌の発生母地となるため、すべての陶器様胆嚢患者には胆嚢摘出術が推奨される。」 「慢性胆嚢炎が進行すると、ときに胆嚢壁が全周性に石灰化し、磁器様胆嚢と呼ばれる状態になり、胆嚢癌を合併するリスクが高くなります。」という記載がありました。 急性胆嚢炎で、陶器様胆嚢の所見が現れるという記述は今のところ確認できていないので、問題文の症例の診断としては、慢性胆嚢炎の急性胆嚢炎発作が、より適切ではないかと思われます。 参考文献:南山堂医学大辞典、ハリソン内科学第2版p.1937、日本消化器病学会 内科 2007年度 p.95 問題9、問題10行方不明 問題18 c→b 問題35(2009/11/12) 【今日の診療】で調べましたが、 選択肢の5つの組み合わせ全て副作用として存在するようです。 なので理屈でいえば不適切問題です。 しかし、頻度が高いものを選べ、というように読み替えれば 答えは出るかもしれません。 来年度の六年生で気になった人は調べてみてください。 以下解説 a.アロプリノールには紅皮症型の薬疹が出ることがある b.小腸コレステロールトランスポーター阻害薬のエゼチミブの副作用には胆石症があります。 c.HMGCo-A還元酵素阻害薬には末梢神経障害の報告がある。 d.ベンズブロマロンには以下の記載あり 警告!! 1)劇症肝炎等の重篤な肝障害が主に投与開始6カ月以内に発現し,死亡等の重篤な転帰に至る例も報告されているので,投与開始後少なくとも6カ月間は必ず,定期的に肝機能検査を行うなど観察を十分に行い,肝機能検査値の異常,黄疸が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと e.プロピルチオウラシルには好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎症候群が副作用としてある。 p.105 問題47 【解答】b(そのまま) 【解説】 c. 解説の通り、ST低下を認めないだったら、正解にしなければならなくなるので、プレ内科2007問題27の訂正のように考えれば、ST低下は認めるから×とするのがよいかと思います。 d. 2007年度解説が少し分かりにくい点がありますが、こちらも、病気が見えるの記述によれば、明確に×とすることができると思います。 p.109 問題63 【解答】a,e?→a 朝倉で「左室機能不全が現れた患者では症状の有無にかかわらず手術がすすめられる。」という記述を見つけました。(第9版P545) よってeは×だと思います。 ↑弁膜疾患の非薬物治療に関するガイドライン(2007年改訂版)のp.13にも、「左室の機能不全が進行し始めた患者(LVEF<60%、またはLVDs≧40mm)では、症状の有無にかかわらず手術を施行するべきであるという点でほぼ意見が一致している。」という記載がありますね。 問題89 e→a 問題104 eの解説がだぶっています。(校正用) p.129 問題131 【解答】d,e→a,e 【解説】 a.yn2009 G-57に記載があります。 d. yn2009 G-45によると慢性骨髄性白血病では、好塩基球の増加を認めます。 慢性リンパ性白血病での、好塩基球増加はまだ確認できていません。 問題132 【解説】訂正 c.非特異的エステラーゼ染色は、単球系で陽性となるので、M4,M5は陽性となる。(yn2009 G-41) p148 問題191 設問2 【解答】d,e→c,d? 昏睡などの精神症状がなく、肝性脳症ではないのでeは誤りで、肝硬変の腹水の治療(肝性脳症はない)としてc,dでは?アルブミンは入れると思いますがいかがでしょうか。 上記疑問に対する情報提供と個人的意見 +... 問題なのは、血中アンモニア値高値かつ肝性脳症未発症の患者にラクツロースを投与するかどうかです。解答のヒントをQBに求めましたが、掲載されている問題では、血中アンモニア値高値かつ肝性脳症既発症の症例ばかりでした。QB2009第18版B-76には、「肝硬変症で高アンモニア血症が見られ意識障害をきたすおそれが強い場合には、蛋白制限、ラクツロース投与、分岐鎖アミノ酸投与を考える。」とありました。ラクツロースは高アンモニア血症を緩和する(yn2009 B-9)ので、誘因の除去(発症の予防)として投与してもよいかと思います。 厚生労働省:「血液製剤の使用指針について」の「肝硬変に伴う難治性腹水に対する治療」 によると、 「肝硬変などの慢性の病態による低アルブミン血症は、それ自体ではアルブミン製剤の適応とはならない。肝硬変ではアルブミンの生成が低下しているものの、生体内半減期は代償的に延長している。たとえアルブミンを投与しても、かえってアルブミンの合成が抑制され、分解が促進される。大量(4L以上)の腹水穿刺時に循環血漿量を維持するため、高張アルブミン製剤の投与が、考慮される。また、治療抵抗性の腹水の治療に、短期的(1週間を限度とする)に高張アルブミン製剤を併用することがある。」とあります。 また、国立国際医療センター肝炎情報センターによると、 「低アルブミン血症が高度時(2.5g/dl以下)では利尿剤への反応性が乏しく、血漿蛋白製剤の投与が必要である。」とあります。本例ではAlb2.3g/dlですから、抗アルドステロン薬と同時に投与する可能性もありますが、上記webによると、肝硬変に伴う腹水の治療は①安静臥床・Na(水)の制限②薬物療法(スピロノラクトン→フロセミド)③アルブミン製剤投与④腹水穿刺排液⑤以下は割愛(詳細はwebページ参照)となっています。 本例では、未治療ですので、治療抵抗性か不明です。まずは抗アルドステロン薬を投与し、次にアルブミン製剤投与という意味で、dを除外させようとした可能性もあると思います。 補足・訂正お願いします。 質問者です。 こちらの資料(日本赤十字社・血液製剤の使用指針) にはやはり、「肝硬変などの慢性の病態による低アルブミン血症は、それ自体ではアルブミン製剤の適応とはならない。」とあますので、本症例では適応なしと考えました。 試験直前にもかかわらずご丁寧な解答ありがとうございました。 p.152 問197 設問2 【解説】訂正 b. 問題集記載の解説だと、正解選択肢として選ばなければなりませんので、消去法的には、HLA-A24と膵β細胞破壊促進には関連があるということになります。調べてみたところ、とりあえずのところネット検索で申し訳ありませんが、「HLA-A24,-DQA1^*03,-DR9の集積は、1型糖尿病における急性発症と早期のβ細胞廃絶をもたらす。」 という記載を見つけました。 参考:http //kaken.nii.ac.jp/ja/p/18591011 内科 2006年度 問題54 まず選択肢dですが、亜急性細菌性心内膜炎では、リウマトイド因子(+)がしばしばみられるので○。 次に選択肢cですが、結節性紅斑は、主に下腿伸側中心に皮下結節を伴う紅斑が多発するもので、圧痛があります。 一方、janeway疹は手掌や足底にみられる無痛性紅斑ですし、感染性心内膜炎にみられるその他皮膚疾患にも結節性紅斑は含まれないので、×。 補足:結節性紅斑に関して、皮膚科の卒試過去問3年間の中で6問も選択肢にからんできているので、各自確認しておいて下さい。 プレ内科 2008年度 問題 117 解説の訂正・補足を行います。解答の変更はありません。 <文責> 【解答1】a 【解説1】発作時の心電図は、HR:150、整、P波(-)、QRS幅:3mm(=Wide QRS)、 軸:-100°(左軸偏位) a.○:Wide QRSになる。治療:解説2参照 b.×:Narrow QRSになる。治療:迷走神経刺激。ATPまたはベラパミル静注。 c.×:F波がみられる。 d.×:f波がみられる。 c.d.治療:頻脈→ジギタリス、Ca blocker、β blocker 除細動→Ⅰa(プロカインアミド)など e.× 【解答2】d 【解説2】 《追加》 心室頻拍の治療 意識(-):除細動 意識(+): □器質的心疾患(心筋梗塞など)をもつ→リドカイン(Ⅰb)静注 その他、プロカインアミド(Ⅰa)、アミオダロン(Ⅲ)も用いられる。 □器質的心疾患をもたない(特発性VT) 右脚ブロック+左軸偏位型→ベラパミル静注 異所性興奮起源の変性したPurkinje線維がCaに依存性となっているため。 左脚ブロック+右軸偏位型→β blockerまたはベラパミル静注 交感神経活動との関連性が示唆されるため、β blocker静注を行うが、 ベラパミル静注も多くの場合有効。 まとめると、 意識(-):除細動 意識(+)、器質的心疾患(+):リドカイン 意識(+)、器質的心疾患(-):ベラパミル 禁忌:ジギタリス と覚えればよいと思います。 プレ内科 2007年度 p.8 問題27 【解答】c→dかな? 【解説】 c. 朝倉内科学第8版p.523には、ST低下の原因の表の中に頻脈があります。房室リエントリ―頻拍も頻脈と考えれば、ST低下はありうると思います。 d.病気がみえるvol.2 p.81には、「房室結節リエントリ頻拍、房室リエントリ頻拍ともに、必ず期外収縮(心房期外収縮、心室期外収縮)を契機として発生する。」という記載があります。 加筆、訂正お願いします。 問題104 行方不明 問題112 問題が消えています。 2007年度サイトに訂正がされていますので、問題自体は存在しているようです。 過去卒試のデータを持っているなど問題を復元できる方いましたら、よろしくお願いします。 プレ内科 2006年度 p.149 【解答】b,d?→d 【解説】 b. 圧利尿とそれに続く血管内脱水状態が起こる。(2009プレ内科問題44解説参照) p.34 問題64 【解答】a,e→a,b 【解説】 2008年度内科問題139を参考にすると、こうなります。しかし、問題集巻末の訂正ページの問題67の箇所を読むと、発表された解答がa,eであった可能性もあります。 T中教授の講義プリントには、「MRIなどの画像検査で、責任病変である小さな梗塞巣が検出されることもある」と書いてあります。 上へ このページを編集
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導尿の定義とか 導尿(どうにょう)とは、尿道からカテーテルを挿入し、膀胱内の尿を排出する方法。 尿閉時の治療目的だけでなく、滅菌尿の採取や残尿測定などの検査のために実施する場合もある。 処置を行う期間によって、一時的導尿と持続的導尿に区分できる。 持続的導尿の場合は膀胱留置カテーテルが用いられる。 正直結構痛い。 導尿中にカテーテルをいじられると相当痛い。あれは一種の拷問だった。 一般的に、男は15〜16cm、女は3〜4cm程度カテーテルを挿入する。この違いは尿道の長さの違いによる。 導尿の目的 尿閉、尿失禁、残尿に対する排尿処置 手術前の準備、膀胱の洗浄 陰部の手術創の感染予防 滅菌尿の採取 膀胱内を空にする 神経障害や器質的障害に伴う排尿障害に対する処置 正確な尿量の測定 導尿を施行する際の原則・留意点 患者に導尿の説明をする 不必要な露出を避け、羞恥心に配慮し、プライバシーを保護する 感染予防のために無菌操作で行う 尿道口に適した太さのカテーテルを選択する カテーテル挿入の長さに注意する カテーテル 尿閉 尿失禁
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AA 尿失禁 99A37 50歳の女性。半年前からの頻尿と尿失禁とのため来院した。3年前からうつ症状があり,複数の向精神薬を服用している。下腹部正中に緊満した半球状の腫瘤を触知する。 尿失禁のタイプで可能性が最も高いのはどれか。 a 切迫性 b 真性 c 腹圧性 d 機能性 e 溢流性 × a × b × c × d ○ e 正解 e 診断 多量な残尿を伴う溢流性尿失禁 99H21 53歳の女性。10年前から糖尿病を指摘されていた。尿失禁を主訴として来院した。あまり尿意を感じないが常に失禁している。血清クレアチニン 0.7mg/dl。静脈性尿路造影で軽度の両側水腎症を認める。超音波検査で膀胱内に多量の残尿を認める。 適切な治療法はどれか。 a 抗コリン薬投与 b 間欠的自己導尿 c 腹圧排尿 d 両側腎瘻造設 e 尿失禁根治的手術 × a ○ b × c × d × e 正解 b 診断 神経因性膀胱
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尿管 にょうかん (名)膀胱から尿を排泄する為の管。小用中にくしゃみ等をすると切れて尿の代わりに血が出る。
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尿で染め上げたTシャツ。 「ビビッドレッド・オペレーション」第05話にて一色あかねは自らの尿で染め上げた尿Tを意識不明の黒騎れいに着せた。
https://w.atwiki.jp/inuyasha50/pages/25.html
昨日 - 今日 - 合計 - カテゴリ あの世 元凶 冥道残月破 冥道石 半妖の親 大妖怪 天生牙 夫婦 妖怪 妖怪の墓場 火鼠の衣 無窮の生命力 犬夜叉の父の関係者 犬妖怪 男 登場人物 稀代の腕力 究極的強者 絶大な妖力 至高の知力 西国 過去の人物 鉄砕牙 兄には天生牙を、弟には鉄砕牙を与えよ。 登場 2巻4話(12話)「半妖」 退場 33巻8話(326話)「帰還」 所属 犬夜叉の父の関係者 種族 妖怪 性別 男 年齢 不明 種族 西国 血縁者 犬夜叉、殺生丸 職業 君臨者 想い人 犬夜叉の母 装備 鉄砕牙 CV 大塚 明夫 分類 原作/アニメ 【概要】 犬夜叉(いぬやしゃ)の父(ちち)は、かつて西国に君臨していた犬の妖怪である。大妖怪の一人に数えられる。東国の大妖怪・竜骨精と覇権を争っていた。犬夜叉と殺生丸の父。犬夜叉の母と殺生丸の母の夫。殺生丸の母は同種族と明言されており、直系血族なのは兄の殺生丸であるが、彼は異種族である犬夜叉の母との子・犬夜叉を自らの後継者に選択した。殺生丸の父でもあるが、「殺生丸の父」とは一度も呼称されていない。基本的には犬夜叉主体で語られる事が多く、殺生丸の従者である邪見すら「犬夜叉と殺生丸様の父君」と呼称している。殺生丸を兄、犬夜叉を弟と呼び分けているため、犬夜叉と殺生丸以外に子供はいない様子である。直属の従者として冥加がいる。 数十年前、犬夜叉の母に護身用の武具として鉄砕牙と火鼠の衣を贈ったが、犬夜叉の母の死後は自ら鉄砕牙を用い、死神鬼と対決して撃破した。その後、強者との戦いを望んだ犬夜叉の父は、宿敵・竜骨精に戦いを挑むべく武蔵の国へ足を運んだ。竜骨精の迎撃は犬夜叉の父の想像を絶しており、激しい戦いの末に命を賭して竜骨精を封印する事はできたが、竜骨精による脇腹への攻撃が致命傷となった事で犬夜叉の父は命を落とした。彼が亡くなったのは犬夜叉が幼少の頃であり、犬夜叉が父を「あんまり覚えてねえ」と発言しているが、面識はあった様子を見せている。なお、作者は生前の犬夜叉の父を見上げる幼少期の犬夜叉を描いている。 本名は不明。正式なクレジットでは「犬夜叉の父」が用いられている。作者は設定を明かしていないのではなく、明かさないのが設定であるとしている。作中における犬夜叉の父の呼称は明確に設定されており、配下からは「お館様」、友人からは「犬の大将」、敵対者は「やつ」と呼称するよう定められている。作者は主に「お父さん」と呼ぶ事が多い。彼は、犬夜叉を「正統なる継承者」に選択した上、殺生丸に自らの本意を一切伝え残さなかった。結果的に犬夜叉と殺生丸の兄弟が相争う元凶となった人物である。原作者は彼が直系血族である殺生丸を順当に扱い鉄砕牙を与えていれば、犬夜叉と殺生丸が戦う事はなかっただろうとコメントしている。 【容姿】 犬夜叉の父は三つの姿を持っていたとされており、「人間の姿」と「妖犬の姿」、そして変化を解いた「真の姿」が存在する。生前の姿は「妖犬の姿」のみ描かれており、「人間の姿」は未登場。また、「真の姿」も死後の遺骨のみの登場となっている。「人間の姿」は登場していないものの、目は赤く、顔には隈取があったとされる。犬夜叉が妖怪化した際の赤い目と隈取りは父親譲りと説明されている。 「妖犬の姿」は十数メートルほどの体格であり、大妖怪としては比較的小さい。この姿で牛を咥える姿が目撃されている。殺生丸の本性である巨犬の姿に似ているが、耳や尻尾の形状が殺生丸とは全く異なっている。逆に、犬夜叉は父の耳の形状をそのまま受け継いでいる。作中では、生前の犬夜叉の父のほとんどがこの妖犬の姿で描かれている事から、犬夜叉の父の基本形態であったと考えられている。 「真の姿」は、作者曰く「二足歩行の犬だったんじゃないかな」。実際、彼の骨格は二足歩行の人間の物だったが頭蓋骨は獣の物となっており、その本性は獣人に近いものであったと考えられる。その体格は天を衝くほどに巨大であり、変化した殺生丸はもちろん、竜骨精さえも比較にならないほどの圧倒的な巨体を誇る。なお、犬夜叉の父の骸はサーベルタイガーの頭蓋骨を参考にしたとされている。 || 【犬夜叉の父は、妖犬の姿で活動する事が多かった】 【性格】 大妖怪特有の高い気位と、自らの強さへの自負に満ち溢れていたとされる。大妖怪の知人や友人を持ち、多くの妖怪から慕われていた。作者は「意外と人間を守るタイプだった」と評しており、人間を守る事が意外と言われる程度には、人間とは距離を置いていたと考えられる。実際のところ、犬夜叉の幼少期には生きていた彼が、犬夜叉や犬夜叉の母と家族らしい接触を行っていた様子は描かれていない。一方で、犬夜叉の母には鉄砕牙や火鼠の衣といった護身用の装備を贈るなど、自分で身を守る術だけは潤沢に用意している。作者はワイド版17巻において犬夜叉の母に関しては「恋仲だったのは確か」とコメントしており、犬夜叉の母には明確に恋愛感情を抱いていた。一方で殺生丸の母に対する感情は全く明らかになっておらず、息子の生死にすら興味が無い殺生丸の母に対して、「冥道石によって殺生丸が危険な目に遭っても悲しんだり恐れたりしてはならない」と言い残しており、彼が殺生丸の母の性格を全く理解していなかった事が示されている。 犬夜叉の父は、直系血族である殺生丸ではなく人間との子である犬夜叉を後継者に選んでいる。その最たる理由が殺生丸の冷酷な性格とされており、彼は単なる強さや種族よりも精神的な側面において自らの後継者足り得るかを重んじていた。単に殺生丸が後継者としてふさわしからざる者であった事を差し引いても、犬夜叉の半妖という弱い立場を強く憂慮していたのも事実である。作者は「お父さんは犬夜叉を甘やかした」と明言しており、彼は半妖である犬夜叉に対して極めて過保護な性格だった。一方で殺生丸に対しては弥勒や珊瑚も「残酷だ」と評するほどないがしろにしてしまっている。彼は自身の継承者の証である鉄砕牙を殺生丸に渡さなかったことにはじまり、鉄砕牙とは主従関係にある格下の刀・天生牙を殺生丸に与えた事も、殺生丸のプライドを傷つけた。天生牙を与えた理由は「大人になれよ、心を育てろよ。」という意味だったと作者は語っているが、殺生丸にそれは伝わらなかった。犬夜叉の父は、殺生丸への遺言として「敵に冥道残月破を使う心構え」を説いたにも関わらず、殺生丸に冥道残月破すら与えるつもりがなかった。それどころか、犬夜叉では育てられないであろう冥道残月破を殺生丸に育てさせ、完成した冥道残月破をも犬夜叉に与える手はずまで整えていた。彼の犬夜叉と殺生丸に対する扱いの差は、兄弟関係を大いにこじれさせた。 血気盛んであり、強者との戦いを好む性質も明らかになっている。彼にとって最大の強敵が東国に君臨した竜の大妖怪・竜骨精である。結果的に竜骨精との戦いで彼は命を落とす事になった。作者は戦いを挑んだのが犬夜叉の父である事を明かしており、その理由として「強い奴がいるから戦いにいった」としている。竜骨精との具体的な関係は不明だが、犬夜叉の父が竜骨精に興味を抱いたと明言されているのに対し、竜骨精の方は犬夜叉の父にほとんど興味を示しておらず、犬夜叉の父が自身の攻撃で死亡していた事を知った際にも竜骨精は大した反応を示さなかった。 【来歴】 犬夜叉の父は西国に君臨していた大妖怪の一人であり、東国に君臨する竜の大妖怪・竜骨精に比肩する唯一の妖怪であった。ある時、犬夜叉の父は竜骨精との勢力争いの末に武蔵の国まで侵攻し、竜骨精に直接対決を挑んだ。さしもの犬夜叉の父も竜骨精を倒す事はできず、竜骨精の攻撃によって致命傷を受けた犬夜叉の父は、命を賭して竜骨精を爪の封印によって谷へと封印し、撤退を余儀なくされた。作者は、犬夜叉の父が亡くなったのは犬夜叉封印の10年ほど前と想定しているという。原作においても、犬夜叉の父が亡くなった時期と犬夜叉が桔梗に封印された時期は、かなり近い事が明らかになっている。殺生丸は過去に犬夜叉に父の墓の在処を訊ねようとしたが、犬夜叉は封印されていた。本編では犬夜叉の封印が解けた事で、父の墓の在処を犬夜叉に訊ねるために姿を現している。必然的に殺生丸が以前犬夜叉を訊ねようとしたのは、父の死後であり、同時に犬夜叉が桔梗に封印されていた時期となる。 || 『犬夜叉の父も竜骨精だけは倒せなかった。』 犬夜叉の父は生前から自分が死した際の手はずを整えており、妻と子にそれぞれ3つの品を遺品として残した。殺生丸の母には冥道石を残し、やがて殺生丸が慈悲の心が芽生えた時にその手助けになるようにした。 殺生丸には天生牙を残し、慈悲の心を持つようにという教訓を与えた。 犬夜叉には鉄砕牙を残し、妖怪の血を抑え、敵から身を守る武器とさせ、同時に自分の継承者である証とした。犬夜叉には鉄砕牙を与えるにあたって、墓の在処である黒真珠を託しており「右の黒真珠」と言い残していたが、幼かった犬夜叉は父の言葉を覚えておらず、無女が潜在意識を探るまでその言葉を忘れていた。 犬夜叉の母は犬夜叉の父より先に逝去しているため、遺品は残されていない。 彼は殺生丸が鉄砕牙を狙う事を強く警戒し、友人である宝仙鬼から黒真珠を譲り受け、それを幼い頃の犬夜叉の右目に封じ込め、鉄砕牙が殺生丸の手に渡らないようにした。さらに、万が一にも殺生丸が鉄砕牙を手にしたとしても、決して扱う事ができないように強力な結界を施した。彼の亡骸はあの世の一角にある妖怪の墓場に鎮座された。妖怪の墓場は常に雲と霧に包まれており全貌が把握しづらい。そのため、一見は直立しているようにも見えるが、手前に見えている山のような部分が足であり、犬夜叉の父は座っている状態である。犬夜叉の父の脇腹には竜骨精から受けた致命傷となった大穴が空いていた。遺体の内部には、かつて犬夜叉の母に贈った妖刀・鉄砕牙が封印されており、真の継承者である犬夜叉の到来を待ちわびている。 || 【手前に足が確認できる】 【アニメ】 『犬夜叉 劇場版』第一作『時代を越える想い』では、敵キャラクターとして、かつて犬夜叉の父が倒した妖怪・飛妖蛾が登場する。 第三作『天下覇道の剣』で初めて人間形態が登場した。キャラクター設定は全て脚本家の隅沢克之によるものであり、実質的にはアニメオリジナルキャラクターである。外見もアニメオリジナルのデザインであり、原作では妖怪化した犬夜叉のように目が赤いとされているため、原作における人間形態とは異なる姿である。この作品では竜骨精との戦いは200年前とされており、竜骨精との戦いで致命傷を負った状態で、犬夜叉の母を助ける為に人間の侍・刹那 猛丸と戦って死亡した。ただし、コミカライズ版において彼の死因はあくまで竜骨精の攻撃によるものであると冥加が明言しており、猛丸との戦いが彼の死因となったわけではない。本作の描写は原作における犬夜叉の父の設定とは矛盾しており、犬夜叉の母に与えたはずの鉄砕牙を自分で使っている。また、犬夜叉誕生と同時に死亡しているため、犬夜叉の幼少期に犬夜叉の父が生きていたという原作者の設定とも食い違っている。 劇場版第四作『紅蓮の蓬莱島』では名前のみ登場。半妖を狙う四人の大妖怪・四闘神を倒すべき敵としていたが、打ち取るには至らなかったとされる。 || 【劇場版に登場する人間の姿】 『半妖の夜叉姫』アニメオリジナル作品『半妖の夜叉姫』は劇場版第三作と同じ、隅沢克之が原作と脚本を担当している。その為か、原作漫画『犬夜叉』ではなく劇場版第三作の設定が優先されている。劇場版第三作の設定が基準になっているため、実質的にはアニメオリジナルキャラクターと言える。 本作では、「犬の大将」という名前になっている。原作のように友人から犬の大将と呼ばれているという事ではなく、「犬の大将という名」という設定である。そのため、友人だけでなく、敵も味方も第三者も、あらゆる人々が彼を犬の大将と呼んでいる。原作では「お館様」と呼んでいる冥加からは「御大将」と呼ばれるようになっている。 麒麟丸と並び称される獣王の一人であり、戦闘力では麒麟丸をはるかに上回る。作中では竜骨精によって深手を負わされたと渾沌に語られている。 『半妖の夜叉姫』では犬夜叉の母と殺生丸の母がどちらも東国出身という設定になっており、彼が活動していた場所も基本的に東国という設定になっている。 500年前に妖霊星を破壊するのに鉄砕牙による冥道残月破を使用している。アニメ版でも鉄砕牙は犬夜叉の母のために作ったと冥加が発言している。よって、500年前から鉄砕牙を使用している犬夜叉の父の描写は、犬夜叉の母が200年前の人物としていた劇場版第三作の設定とも矛盾している。 コミカライズ版では麒麟丸が西国の妖怪に変更されており、麒麟丸と西国の覇を競い勝利した犬夜叉の父が西国の王になったと語られている。アニメ版では麒麟丸に圧勝だったが、コミカライズ版では二人の力は完全に拮抗していたとされている。また、殺生丸が麒麟丸より格下になっているため、犬夜叉の父もまた殺生丸より格上の扱いである。是露に対してもある程度の愛情は持っており麒麟丸からも自分に気を使う事はないと言われていたが、自分はすでに妻に寂しい思いをさせているため是露にふさわしい男ではないと考えて断っている。 【能力】 彼は齢を重ねた大妖怪であり、あらゆる能力に秀でた強大な妖怪だった。彼に比肩する妖怪は当時、竜骨精以外には存在しなかった。彼はある時死神鬼と戦い、鉄砕牙によって冥道残月破を奪い取り、冥道残月破によって死神鬼に勝利している。死神鬼を相手に勝利している事、天生牙がまだ存在せず鉄砕牙が完全体であった事から、彼の冥道は最初から円を描いていたと考えられている。死神鬼や竜骨精と戦った時点では、すでに犬夜叉の母が亡くなっており、鉄砕牙は彼が使用していた。鉄砕牙では天生牙を誕生させるまでは冥道残月破を使う事はできたようだが、風の傷と爆流破については不明である。また、真の姿では爪の封印を用いた事が確認されている。 犬夜叉の父は死神鬼に完全な勝利を収めたが、そんな彼も竜骨精に勝利するまでには及ばず命を落とした。冥加は竜骨精との戦いを「封印するのがやっとだった」と述懐している。作者の高橋留美子は基本的に竜骨精と同等の実力者として彼を評価しており、同時にコミカライズ版天下覇道の剣には「精神、実力ともに殺生丸よりも一回り大きい」とコメントを寄せている。 【技】 爪の封印 冥道残月破 風の傷※アニメ版のみ 牙の封印※アニメ版のみ 死者蘇生※アニメ版のみ 獄龍破※アニメ版のみ 【戦闘録】 描写 相手 勝敗 決まり手 50巻1話(言及のみ) 死神鬼 ○勝利 犬夜叉の父の冥道残月破 19巻10話(言及のみ) 竜骨精 -引き分け 犬夜叉の父の爪の封印で竜骨精が封印、竜骨精の攻撃で犬夜叉の父が死亡する ---- ---- ---- ---- 『犬夜叉 TVアニメ』77話「豹猫族とふたつの牙の剣」(200年前) お館様 ○勝利 不明 『犬夜叉 劇場版』第一作「時代を越える想い」(200年前) 飛妖蛾 ○勝利 犬夜叉の父の牙の封印 『犬夜叉 劇場版』第三作「天下覇道の剣」(200年前) 刹那 猛丸 -引き分け なし(決着前に館が崩壊し双方死亡する) ---- ---- ---- ---- 『半妖の夜叉姫』(600年前) 麒麟丸 ○勝利 犬夜叉の父の鉄砕牙 『半妖の夜叉姫』(500年以上前) 死神鬼 ○勝利 犬夜叉の父の冥道残月破 『半妖の夜叉姫』(500年前・麒麟丸と共闘) 妖霊星の欠片 ○勝利 犬夜叉の父の冥道残月破、麒麟丸の爆砕槍破 『半妖の夜叉姫』(200年前) 死神鬼 ○勝利 不明 コメント 名前 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多尿(たにょう)とは、1日の尿量が3000mlを超える場合を指す。 尿の回数ではなくて尿の量についてであることに注意。 頻尿